※機関紙「移植サポ」は無料で配布しておりますのでご希望の方は当協会事務局までご連絡下さい
1.請願の趣旨
平成21年の「臓器移植法改正」によって年齢制限が外され15歳未満の患者への臓器移植が国内でも道が開けたこと、また書面による臓器提供者の意思表示がなくても家族の書面による同意が得られれば臓器移植医療が可能になったことは今迄海外での移植に頼らざるを得なかった重症患者にとって国内で移植医療への希望に光が射してきた法改正でありました。
しかしながらドナーが「脳死」状態になったとき家族が「脳死」を人の「死」と認めることが「法的脳死判定」への要件となりました。科学的、生理的に「脳死」を「死」として医療機関が判定・宣告すべき事柄を家族に委ねるわが国の手続きは、悲しみにくれている家族に過酷な判断・決断を強いているものと言わざるを得ません。
海外では多くの国が「脳死」を法的に人間の「死」として臓器移植医療への道が開けており、わが国でも現行法の更なる改正を要するものと考えます。
以上のことから、臓器移植医療の更なる好ましい進展のため、下記の通り請願いたします。
2.請願事項
(1)臓器移植について一層の国民的理解を勧める啓発活動を推進して頂きたい。
(2)臓器医療関連施設の量的、質的充実を図って頂きたい。
(3)諸外国と同じように「脳死」が人間の「死」であることを認めて頂きたい。
こちらからダウンロードし、署名をして当協会へご郵送お願いします。
たくさんの方のご署名をお待ちしております。
中国への臓器移植を巡り残念な事件が報道されました。
当協会では
※臓器移植の斡旋は一切行っておりません。臓器移植の受け入れ病院の選定はあくまで送り出し病院が主導で選定されております。
※渡航移植に関し金銭をいかなる目的でも要請することはありません。
※臓器移植を支援する際は透明性を確保しつつ厳格な審査に基づき支援しております。
今後同様事件が発生することも考えられますが、臓器移植を必要とされる患者様におきましてはどうか十分調査の上信頼の置ける支援団体にご相談をされることをお勧めいたします。
日本移植支援協会
理事長
高橋 和子
皆さま、こんにちは。この度、理事長を拝命致しました高橋和子でございます。どうぞ宜しくお願い致します。
この国の移植医療は遅れながらも、厚生労働省始め各界の働きにより7月17日より改正臓器移植法が施行されました。家族の同意での移植が可能になり、移植問題について大きな一歩を踏み出しました。この10年で当協会も大きな役割を果たせたと思います。
今は、変革の時でもありますが、脳死移植が今後どう進むのか、推移を見守りながら日本移植支援協会としてのベストな支援を続けて参りたいと思っております。今後、移植への理解は教育を通して益々必要ですが、コーディネーター支援、ドナーファミリーケアー、患者会の支援等、課題は尽きません。
これからも理事、代表、会員の皆様 ボランティアの皆さまと共に、尊い命を救う移植医療に一石を投じ、推進啓発活動に力を注いで参りたいと考えております。今出来ることを精一杯実践して参りますので、どうぞ引き続きご理解とご協力をお願い申し上げます。
平成22年7月
街頭募金について
最近、以下のような状態で募金活動を行っている団体がいるようです。
・チラシが存在しない ・ホームページが存在しない ・事務局が存在しない
このような状況では、活動内容や経過報告を知ることが難しいため、 募金をされる際は、その会のチラシ、ホームページ等をご確認の上、募金を行って頂けますと幸いです。
電話での募金依頼について
移植支援協会から電話がかかってきて「支援金を渡すからお金を下さい」と言われたいう話を聞きます。日本移植支援協会から金品を要求することは一切ありませんのでご注意下さい。もし、そのような電話がありましたら当協会までご連絡下さい。
表紙カバーには「臓器提供意思表示カード(ドナーカード)」がついています
残り1ヶ月の”生命”・・・17歳心臓病少女のSOSに29万人が応えた!感動の密着ドキュメント
決して弱音を吐かなかった裕美ちゃんが、術後、声を出してわんわん泣いた。「私、本当にいきてもいいんですか・・・?」”生きる”とは、”いのち”とは・・・。
この本を通して、今一度考えてみたい。
東 ちずる
テレビ朝日系列「奇跡の扉 TVのチカラ」で「本田裕美」さんが紹介され、たくさんの募金が集まりました。ご協力いただきました皆様、関係者の皆様、本当にありがとうございました。
※この本の売上金の一部は日本移植支援協会に寄付されます。
お母さんからの生体肝移植手術もむなしく、肝硬変を再発させてしまった村木理恵ちゃん。このままでは命に関わると、海外での臓器移植手術を決断します。その募金活動に一人の少年が立ち上がりました。
故ジャンボ鶴田夫人・鶴田保子さん推薦
「病気で大変な人たちを少しでも助けたい」
この本は、つぅさん(ジャンボ鶴田)からのそんなメッセージです。”やさしさの輪”が広がれば、助かる命があることを忘れないで下さい。